企業やブランドと中長期の契約を結び、継続的に商品・サービスの魅力を発信するインフルエンサーや一般ユーザーを指す。単発のタイアップ投稿と異なり、数カ月〜1年程度の期間にわたって複数回の投稿やイベント参加、商品開発への協力などを行うのが一般的である。
継続的な発信によってフォロワーに「本当に愛用している」という印象が蓄積されるため、単発PRより信頼性の高い訴求ができる点がメリットとされる。また、契約期間内の投稿本数や二次利用の範囲をまとめて取り決めるため、単発依頼を繰り返すより費用効率が良くなる場合も多い。
実務では、過去に自社商品を自発的に紹介してくれたインフルエンサーやロイヤルユーザーから候補を探すと、ブランドとのミスマッチが起こりにくい。なお、アンバサダー契約に基づく投稿も報酬・便益の提供がある以上、PR表記(タイアップ表記)が必要である点は単発施策と変わらない。契約書には投稿本数・期間・表記方法を明記しておくとトラブルを防ぎやすい。
実務での使い方
数か月〜1年程度の期間で継続的に発信してもらう契約形態です。
単発と比べた利点は、「実際に使い続けている」という説得力が生まれることです。1回の投稿では宣伝に見えても、半年間繰り返し登場すれば愛用しているという印象になります。1本あたりの単価も、まとめて契約するぶん下げやすくなります。
契約時には、期間・投稿本数と頻度・競合商品への出演制限・二次利用の範囲・中途解約の条件を必ず決めてください。特に競合制限は後から揉めやすい項目です。
よくある誤解
アンバサダーにすればフォロワーが自社アカウントに流れてくる、という期待は外れます。フォロワーはあくまで本人についているため、自社アカウントを伸ばしたいなら共同投稿(コラボ投稿)など別の設計が必要です。