用語集 | 手法・施策

ギフティングとは

インフルエンサーマーケティング用語集

企業が商品やサービスをインフルエンサーに無償提供し、体験してもらったうえでSNS投稿による紹介を促す手法。金銭報酬を伴わない、または少額にとどまるケースが多く、費用を抑えて口コミやUGCを生み出せるため、ナノ・マイクロインフルエンサーを対象に広く行われている。

運用形態には、投稿を条件として商品を送る「投稿確約型」と、気に入った場合のみ投稿してもらう「自由投稿型」がある。投稿確約型は投稿数を計画しやすい一方、義務的な紹介になりやすい。自由投稿型は自然な紹介が期待できるが、投稿されない可能性を織り込んで配布数を設計する必要がある。

注意点として、無償であっても商品提供と引き換えに投稿を依頼する場合は経済的利益の提供にあたり、2023年10月施行の景品表示法ステルスマーケティング規制の対象となり得る。依頼時に「#PR」などの表記を明確に求め、投稿を確認する体制が必須である。ギフティングであっても、表記義務の考え方は金銭報酬の場合と基本的に変わらない。

使用例: 「新商品のサンプルを30名にギフティングして、投稿の反応を見てみましょう」のような形で使われる。

実務での使い方

報酬を支払わず、商品やサービスを提供して投稿を依頼する手法です。費用を抑えられるため、UGCをまとめて増やしたい施策で使われます。

現実的な対象はフォロワー数千〜1万人規模のナノインフルエンサーです。それ以上の規模になると、商品提供のみで受けてもらえる確率は大きく下がります。また商品単価が低いものより、体験価値の高いもの(宿泊・施術・高価格帯商品)のほうが承諾率は上がります。

報酬が無料でも、商品原価・送料・依頼と管理の工数はかかります。30名に送るなら30通のやり取りが発生するため、無料ではない点は押さえておいてください。

よくある誤解

「報酬を払っていないからPR表記は不要」は誤りです。商品を無償提供している時点で企業からの働きかけがあると判断されるため、ステマ規制の対象になります。ギフティングでもPR表記は必須です。

よくある質問

ギフティングは無料ですか?
報酬は不要ですが、商品原価・送料・依頼と管理の工数がかかります。人数が増えるほど工数は無視できません。
PR表記は必要ですか?
必要です。無償提供も企業からの働きかけにあたるため、景品表示法の規制対象になります。

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