企業がインフルエンサーに報酬を支払い、自社の商品やサービスを紹介する投稿を制作・配信してもらう施策。インフルエンサーマーケティングの最も代表的な手法で、「PR投稿」「スポンサード投稿」とも呼ばれる。
費用はフォロワー単価2〜4円/人が相場の目安とされ、例えばフォロワー10万人のアカウントなら1投稿20万〜40万円程度が想定ラインとなる。実務では、訴求ポイントや必須ハッシュタグ、NG表現を整理した依頼書(オリエンシート)を用意しつつ、表現自体はインフルエンサーの普段のトーンに委ねるほうがフォロワーの反応を得やすいとされる。
Instagramでは、タイアップであることを明示するブランドコンテンツツール(「〇〇とのタイアップ投稿」ラベル)の使用と「#PR」等の表記が実質的な標準となっており、表記を欠くと2023年10月施行の景品表示法ステマ規制に抵触するおそれがある。公開前に原稿を確認する検収の工程も忘れずに設けたい。
使用例: 「フォロワー8万人の方にタイアップ投稿を依頼した場合の概算費用を出してください」のような形で使われる。
実務での使い方
報酬を支払って商品・サービスを紹介してもらう、最も一般的な手法です。
実務で悩むのが投稿内容をどこまで指定するかです。細かく指定するほど伝えたい訴求は入りますが、普段の投稿と文体が変わって広告然としてしまい、反応が落ちます。必ず入れてほしい要素(商品名・キャンペーン期間・PR表記)だけを必須条件にし、表現方法は本人に任せるのが結果的にうまくいきます。
投稿前の確認は必ず入れてください。事実誤認や、薬機法・景品表示法に触れる表現がないかをチェックする工程です。
よくある誤解
「広告主なのだから修正は何度でも依頼できる」という前提は避けたほうがよいです。修正回数は事前に決めておかないとトラブルになります。1〜2回を上限として契約時に明示するのが一般的です。
よくある質問
投稿内容はどこまで指定できますか?
必須要素(商品名・期間・PR表記)を条件として伝え、表現は本人に任せるのが一般的です。指定しすぎると反応が落ちます。
投稿前に確認できますか?
できます。事実誤認や法令に触れる表現のチェックのため、確認工程を契約に入れておくことを推奨します。