botや売買によって水増しされた、実体のないフォロワーのこと。フォロワー数を多く見せるために購入されたアカウントや、長期間動きのない休眠アカウントなどが該当する。フェイクフォロワーを多く抱えるインフルエンサーに投稿を依頼しても、実際に投稿を見る人数は見かけのフォロワー数を大きく下回り、広告費が無駄になる。
見抜くための代表的なチェックポイントは、(1)フォロワー数に対してエンゲージメント率が極端に低い、(2)フォロワー数が不自然なタイミングで急増している、(3)フォロワーに海外のアカウントやプロフィール未設定のアカウントが多い、(4)コメントが定型文ばかり、などである。
フォロワー単価(2〜4円/人が目安)を基準に報酬を決める商習慣がある以上、水増しは実質的な過大請求につながる。キャスティング前に分析ツールやインサイトの開示によって実態を確認することが、発注側の基本的な防衛策となる。少しでも不審な点があれば、候補から外す判断も必要である。
実務での使い方
購入または自動生成された実体のないフォロワーです。起用しても実際には誰にも届かないため、選定段階で除外する必要があります。
見分ける手がかりは3つあります。①エンゲージメント率が同規模帯の水準より極端に低い(当社調査ではマイクロ層の中央値が0.99%。これを大きく下回る場合は注意)、②コメントが「Nice!」「素敵です」など内容に触れない定型文ばかり、③フォロワー数が特定の時期に階段状に急増している。
この3点を確認するだけで、明らかに不自然なアカウントはほぼ除外できます。
よくある誤解
フォロワーを買っているのは本人だけとは限りません。他人が嫌がらせ目的でフォロワーを送りつけるケースもあります。数値が不自然でも即座に断定せず、投稿内容とコメントの質を見て総合的に判断してください。